ごきげんいかが?NAOです。
先週、『皮膚科医に指摘されてドキッ。ごきげん肌に導く環境とは?』で、体に出るアレルギー性皮膚炎のことについて書きました。その流れで今回は、私が重宝しているボディケアグッズについて書き留めておこうと思います。
今でこそ、顔・体・唇のお肌のコンディションは安定しているものの、改めて、ここまでの道のりは長かった…。
『何を塗っても唇の荒れが治らないときに「デンタルピルクリーム」&おすすめのリップクリームBEST3』でも書きましたが、私には、安心して使えるリップクリームがほとんどありません。それと同じで、ボディケアグッズも「これなら安心して気持ちよく使える!」という製品は少ないのが現状です。
敏感肌用を謳う製品はいろいろあるけれど、そもそも①肌に合うもの(かゆみ・赤みが出ないもの)が少ない上に、②使い心地の良さ(香りや伸びなどのテクスチャー)、③使いやすさ(製品設計)、④高いコスパのすべてで満足できるものは、ほんのひと握りです。
ひと握りではあるけれど、あるにはある。洗い出してみると、9点でてきました。
◆ Contents ◆
ボディローション&ボディクリーム3選
1.マークスアンドウェブ ハーバル ボディ&ハンドローション
肌に合い、使い心地も良く、使いやすい。おまけにコスパもいい。私にとってすごくバランスの取れた良品です。
なので、キッチンのシンクに1本、1階のパウダールームに1本、バスルームが隣接する2階のパウダールームに1本。計3本をつねに完備している、いま現在ヘビーユースな1本です。
名前の通りボディ&ハンドローションなので、水仕事のあと、手洗いのあと、お風呂に入ったあとなど、とにかくヘビーに使うので、減り方がハンパじゃない。そのため、大容量の1000mL詰め替えパウチを取り寄せて使っています。
※230mLの詰め替えは店頭でも販売。1000mLの詰め替えは、希望の店頭に取り寄せか通販で
・使いやすいポンプタイプで、使いたいときにさっと使える。面倒くさいない
・シンプルなデザイン&コンパクトなのでインテリアを邪魔しない
・みずみずしいテクスチャーで、しっとりと肌は潤ってもベタつかない(表面はサラッとしているので、とくにハンドローションとしてつかうとき、次のアクションがスムーズ)
・ラベンダー/ゼラニウムの精油の香りに癒される
・約5.6円/1mL(参考価格 1000mL/¥5555<税込み>※2020年5月時点)
2.Pigeon 保湿ボディケアクリーム
乾燥してかゆみのある肌に使った時、しっとり穏やかに落ち着いて、「安心して使えるボディクリームにやっと出会えた~(泣)」と感動した1本です。
マークスアンドウェブはみずみずしさがお気に入り。ただ、もう少ししっかり潤いがほしいなというとき、とくに乾燥がひどい冬場に、ピジョンのクリームは重宝します。
無香料なので、ずっと使っていると香りがほしくなるけれど、「敏感肌でも安心して使える」という信頼感は何にも代えがたいものがあります。
ちなみに、ミニサイズ(20g)とレギュラーサイズ(120g)もあり。お試し感覚で使えるサイズ感は、とくに敏感肌の人にとっては嬉しいですよね。
・「24時間保湿が続く」という謳い文句のとおり、1日1回でとにかくしっとり潤う
・驚くほど伸びがいい。1ポンプで腕、お腹、お尻までいける
・濃厚なクリームながら、あまりベタつかない
・産婦人科医・助産師のアドバイス、先輩ママの声を元に開発された商品。妊娠中も安心して使えた(妊娠中は、むしろ無香料で助かった)
・470mg商品はポンプタイプで使いやすい
・17.6円/1g(参考価格 8,250円/470g<税込み>※2020年5月時点)
3.アトピタ 保湿全身 ミルキィローション
はじめ、子どものために購入して使っていました。でも、かぶれや肌荒れとはほとんど無縁の、わが子の柔肌を半年見ていて思いました。
「あれ、これもしかして私も使える?」と。
直観は当たり。なにより、子どものスベスベの肌が、この製品の良さを物語っていました。
コスパもいいので最高ですが、肌の状態がいい今は、どちらかというと香りのいいマークスアンドウェブの方に手が伸びる私。肌がまた敏感に傾いたとき、この商品のありがたさを改めて思い知るのかもしれません。
・乾燥肌ベビー用のスキンケア商品で、とにかく肌にやさしい
・300mL商品はポンプタイプで使いやすい
・子どもと一緒に使える
・このローションのおかげで、子どもの肌は生まれてから全身ツルスベ
・5.13円/1mL(参考価格 1,540円/300mL<税込み>※2020年5月時点)
ちなみにわが子には、お風呂上りにアトピタのローションのあと、とくに顔とお尻に「ベビーワセリン」を重ね塗りしています。
ひきしめ系オイル2選
春になると、体のゆるみが気になって使い出すひきしめ系のオイルです。
4.メルヴィータ ロルロゼ アクティベート ボディオイル
5.ヴェレダ ホワイトバーチ ボディオイル
どちらもテクスチャー自体は似ていて、しっとり肌が落ち着くオイルです。かといってそれほどベタつかないのがいいところ。
メルヴィータの方はスパイシーシトラスの香り。ヴェレダの方はグレープフルーツの香り。どちらもいい香りですが、個人的はヴェレダの香りの方が好き。ただ、メルヴィータの方は、スプレータイプで使いやすい。
そういうわけで、そのときの気分や状況に合わせて使い分けています。
石けん2選
6.牛乳石けん
ボディソープは、10年以上使っていません。
理由は、『皮膚科医に指摘されてドキッ。ごきげん肌に導く環境とは?』で登場した皮膚科の先生にもらったアドバイスがあるからです。
「いろいろ余計な成分が入っている製品が多いから、ボディソープはあまり使わないで」。そして、「シンプルな石けんが一番」と薦められました。
昔から馴染みのある牛乳石けんは、たしかに使っていて安心感があります。ただ、私としては「牛乳石けん」にこだわるというより、「できる限りシンプルな原料の石けんであればOK」という解釈をしています。なので、オリーブオイルとローレルオイルで作られたシンプルなアレッポ石けんも大好きで愛用しています。
7.アレッポの石けん
ちなみに、皮膚科の先生からは「体を洗うとき、ボディタオルやブラシもあまり使わないほうがいい」といわれました。「石けんを泡立てて、できるだけ手で洗ってください」と。タオルやブラシは、どうしても摩擦で肌に負荷がかかりますもんね。
『皮膚科医に指摘されてドキッ。ごきげん肌に導く環境とは?』で書いた環境のことも含めて、こうした地味に思えることをしっかり積み重ねていくと、「あれ、最近お肌の調子いいかも。揺らぎが少ない気がする」とハッとする瞬間があります。
アウトドアスプレー1選
8.アロマ専門店開発 アロマスプレー アウトドア
散歩、ランニング、庭仕事、川遊び、BBQ…屋外でのアクティビティが大好きです。そのときの必須アイテムがコレ。
あまり一般に見かけないので有名ではないと思いますが(失礼…!)、これまた肌に合い、使い心地も良く、使いやすい。おまけにコスパもいい。私にとってすごくバランスの取れた良品です。とくに春、夏、秋は手放せません。いつでも使えるように、玄関に250mLボトルを常備しています。
・エタノールやケミカル成分は一切不使用
・虫などの忌避剤「DEET」は不使用
・エッセンシャルオイル100%のナチュラルな香りが心地いい(シトロネラ、レモングラス、ラベンダー、ユーカリラジアータ、ゼラニウムなどのオリジナルブレンド)
・子どもと一緒に安心して使える
・なにより虫に刺されない
持ち運びには、バッグの中でかさばらない30mLを重宝しています。体にシュッ、帽子にシュッ、バッグにシュッ、抱っこ紐やベビーカーにシュッ。エッセンシャルオイルのナチュラルな香りなので、外出先でも気になりません。
ちなみに、エルバオーガニクスの「アウトドア バズスプレー」は、「アロマ専門店発 アロマスプレー アウトドア」を知る前に使っていました。
コウスイガヤ、セイヨウハッカ、ラベンダー、アストラシーダ、ユーカリシトリオドラ、ティーツリーといった6種類のエッセンシャルオイルがブレンドされていて、このスプレーの香りも大好きです。しかも、これもまた、使っていて虫刺されしたことはありません。
ただ、コスパは圧倒的に「アロマ専門店発 アロマスプレー アウトドア」がいい。バズスプレーは、エルバのブランド力とパッケージデザインで、誰かへのちょっとしたプレゼントにはいいかな。
かゆみに効く塗りぐすり1選
9.液体ムヒベビー
番外編というか、出番は少ないのですが、常備していないと困るのがムヒです。
虫刺されで重宝するのは言わずもがな。問題は、本当に突発的に起こるアレルギー性皮膚炎です。虫に刺されたわけではないのに、突然かゆみをともなってプクッと腫れたりすることがあります。これは未だにそうです。
そういうとき、「掻く」という行為が一番ご法度です。でも、かゆい…!
そんなときにムヒの出番です。虫に刺されたわけではないけれど、これをかゆみのある部分に塗っておくと、スース―して「掻きむしる」という最悪の行為が防げます。
地味ですが、私はこれでアレルギー性皮膚炎に伴う肌荒れやストレスからずいぶん救われました。
肌の調子がいいと、単純に気分もいい。
1人でも多く、自分の肌に合う製品に出会えますように。
それでは、ごきげんよろしく!