ごきげんいかが？NAOです。
唇がカサカサになり、次第にヒリヒリ痛みだし、どんなリップクリームも受け付けない。そんな状況に、2017年の秋、陥りました。
そして、やっとその状態から脱したのが今年の7月。実に9ヵ月も掛かりました…長かった。。
じゃあ、どんな経緯で「不機嫌なくちびる」から脱したのか？
もし同じように悩んでいる方がいらっしゃればと思い、ここに記録しておこうと思います。
◆ Contents ◆
皮膚科で処方された薬では完治しない
今思えば、「口唇炎」にかかっていたとわかるけれど、その当時は、「またアトピーがぶり返して、唇まで荒れている」という認識でした。実際に、アレルギーが引き金で荒れていたのだけど、当時は「口唇炎」という言葉自体知らなかった。皮膚科にかかった際も、処方されたのは顔に塗る薬と同じもの。「顔と同様、同じ薬を唇の荒れているところにも塗ってください」と言われました。
皮膚科で処方された薬を塗り始めると、徐々に落ち着いてくれてほっと一安心。けれども、塗り続けているにもかかわらず、馴れたのか本当は合っていないのか、またぶり返してくる。その繰り返しでした。それで、半年くらい経った頃かな、唇の荒れと痛みが急激にヒドくなり、「やっぱ、この薬じゃ治らない」と業を煮やし始めました。
引き金はアトピーかもしれないけれど、何か違う気がする…。そういうわけでネットでいろいろと調べまくり、そして思い至ったのが「口唇炎の薬ならいいかも！」という結論でした。
ドラッグストアには何種類か薬があったけれど、パッケージの説明をいろいろ比較した結果、メディケアの「デンタルピルクリーム」をチョイス。なぜなら、口唇炎・口角炎の薬のはずなのに、よくよく裏側のパッケージを見ると「口内炎にも」と書いてあったから。「たまに口内炎にもなるから、これはコスパが良いいかも！」と思い、お値段も他の製品と比べて悪くなかったので試してみることにしました。
そうしたら、アタリ！すっごくアタリな製品でした。
それまでの荒れと痛みが、ゆっくりと、でも確実に引いていきました。それ以来、普段はいつものリップクリームを、「またちょっと荒れるかも」と予感がしたらすぐに「デンタルピルクリーム」を塗る生活。おかげでこの数ヵ月はいいコンディションがキープできています。
いつものリップクリームも、皮膚科で処方された薬も、なんだか合わない、根本的に解決してくれない…。そう思うことがあったら、一度この製品を試してみてもいいかも。
そもそも、口唇炎ってどんな症状？
「口唇炎」という言葉をこれまで知らなかったといいましたが、何のことはない、「唇が炎症を起こして荒れている状態」を指します。カサカサ乾燥するだけでなく、皮が剥けたり、ヒリヒリ感やピリピリ感を伴ったり、大まかに「唇が荒れている状態」のことらしい。なんだ、小さいころからたびたび口唇炎になってたんだわ、と知りました。
原因としては、食べ物や化粧品の刺激、唇を舐める習慣、義歯が合わずにこすれるなど、いろいろとあるようです。わたしの場合は、それまで愛用していたルージュが突然合わなくなりました。今から思えば、ちょっと免疫力が落ちてアトピーが再発し始めた頃だったから、それが引き金となったのでしょう。
だけど、9ヵ月も唇が荒れ続けるというのは初めての経験。大好きなリップカラーを楽しめないのは、なかなかキツかったな。
「デンタルピルクリーム」の実力
今やお守りみたいな存在の「デンタルピルクリーム」ですが、販売元は大阪の製薬会社「森下仁丹」。
製品の裏側にある「効能・効果」には、「口唇炎、口角炎、口内炎、歯肉炎、歯齦炎」とあります。ちなみに、聞き慣れない「歯齦（しぎん）」とは、はぐきのことらしいです。いずれにしても、お口のトラブル全般に効果を発揮してくれる頼もしい一品です。
出典：森下仁丹
チューブタイプで使いやすいし、サイズも小ぶりなので、コスメポーチにもスマートに入る。常に持ち歩けるので安心です。
おすすめリップクリームBEST3！
ちなみに私の唇は、「合うリップクリームがほとんどない」のも悩みです。
いわゆる「敏感肌用」と言われるものは、ほとんどすべて試してきました。それも、唇が荒れているときではなく、落ち着いているときに。でも、途中で痒くなったり、むしろ荒れたり…ほとんどダメ。その中でも合うものが3品だけあるのでご紹介します。
BEST１／ユリアージュ モイストリップ
これは、もう何年もスーパーリピートしています。私のワガママな唇も、これだと静かに落ち着いてくれるので、手放せません。寝室に1本、パウダールームに1本、職場に1本、コスメポーチに1本、旅行用のコスメポーチに1本という偏愛ぶり。これがないと私の唇はごきげんななめに傾くので、手放せません。
BEST2／ラロッシュポゼ 敏感肌用リップクリーム
これも「ユリアージュ」と同様に、安心して使える1本です。ただし、「ユリアージュ」に比べてお値段が張ります。こっちの方が500円くらい高いのかな。毎日何度も使い、1年に何本も消費するものだから、この差は大きい。そういうわけで、今すぐ「ユリアージュ」が欲しいときに、でも立ち寄ったお店に置いていないとき、ラロッシュポゼのリップクリームがあれば迷いなく買います。
BEST3／カラーズ アルジェラン オイルリップＳ
マツキヨのプライベートブランドで、こだわりのオーガニックコスメがリーズナブルに楽しめる「アルジェラン」。ここのオーガニックシャンプー&コンディショナーが大好きで愛用しているのですが、「100％天然由来成分でできたオーガニック認証リップバーム」というのをを発見して使ってみることに。実は、唇が荒れている真っ最中に使うと、私の場合はむしろ悪化するときもあるので控えています。けれども、多少落ち着いているときに使う分には何ら問題なし。むしろ、天然のアロマにたまらなく癒されるので、職場に1本常備しています。
ちなみに、香りは「ローズ＆ラベンダー」、「ネロリ＆オレンジ」、「ゼラニウム＆ミント」の3種類。どれもいい感じに調香されていて、つかの間うっとりします。
ちなみに突然ですが、「金星」は美容やファッションなどビューティを司る星です。そして、金星が逆行する時期は、とくに「肌荒れや見た目に気をつけたい期間」と言われています。2018年の金星の逆行期間は、10月6日（土）から11月16日（金）まで。今年は、気を引き締めて守りのスキンケアに注力しようと思っています。
それでは、ごきげんよろしく！