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【理想の家ができるまで】後悔しない建築家えらび《その1》。効率よく建築家の情報を集める。

投稿日:2018-04-23 更新日:

どうしたら「よき建築家に」巡り合う?

ごきげんいかが?NAOです。

【理想の家ができるまで】3回目は、建築家選びについて。

完全なる注文住宅の場合、理想の家を建てられるかどうかは、「よき建築家」に巡り合えるかどうかに掛かっている、といっても過言ではありません。

そこで、建築家の情報はどうやって集めるのか?そもそも「よき」とは何をもって言っているのか?これまでの経験から、今後数回にわたってポイントを解説したいと思います。

今回は、「よき建築家」に巡り合うための情報収集についてです。

◆ Contents ◆

効率よく建築家の情報を集める

種の情報源から同時並行で収集する

何にでも言えることですが、建築家選びも情報収集がカギになります。

あらかじめ、「この人にお願いする」と決めている場合を除いて、限られた時間でいかに有用な情報を集められるかで、「よき建築家」と巡り合う確率は変わります。

私たちの場合、「この人!」という方とはまだ巡り合えていなかったので、候補を見繕うところから始めました。

私の場合、主な情報源として活用したのは以下の3つです。

実際に家を建てた友人・知人の口コミ

雑誌や書籍等のクレジット

建築家ネットワーク(ASJ:アーキテクツ・スタジオ・ジャパン株式会社)

 

実際に家を建てた友人・知人の口コミ

王道中の王道ですが、実際に家を建てた人から聞く生の情報は、やっぱり強力です。

その人との関係性にもよるかもしれないけれど、基本的にメリット・デメリットすべてを洗いざらい話してくれるので、参考になる話が盛りだくさん。

建築家の情報はもとより、「ここは、こうしておいた方がよかった」、「ここは、こうしておいて正解だった」など、家づくりそのものにかかわる有用な情報がたくさんもらえます。

そのため、周りに家を建てた人がいるなら、できればお宅に訪問して積極的に話を聞かせてもらいましょう。自分の五感をフルに使って情報収集ができます。

この情報収集でデメリットがあるとすれば、マッチングがはっきりしていることでしょうか。

例えば、自分たちはモダンでスタイリッシュな設計が好みだけれど、話を聞かせてもらったお宅はカントリー調の家だったなど。

もちろん、建築家はプロなので、要望に応じたバリエーション豊かな設計は当然可能だと思います。でも、彼らは「得意なスタイル」「目指すスタイル」を持っているのも事実。

自分たちが目指す方向性を考えたとき、「ん?なんか違うかも」ということもあるでしょう。そうなると、候補にはなかなかなりにくいかもしれません。

雑誌や書籍等のクレジット

こちらも王道の情報源です。

よく、外観、内観の写真、間取り、建築物の情報とともに、建築家や事務所のプロフィールが載っていますよね。

そこに掲載されている情報量は少なくても、気になる人がいればインターネットで深掘りできること。あとは、注文住宅を建てた友人知人(しかも自分たちの方向性と似ている物件)って限られていますが、1冊でまとめて何人もの建築家の情報が入手できるのがメリットでしょうか。

一方でデメリットは、リアルな口コミがいまいちよくわからない点です。といっても、「あ、いいな」と思った建築家に、ドンピシャで設計してもらった知人友人がいない限り、これはしょうがないとも言えます。

建築家ネットワーク(ASJ:アーキテクツ・スタジオ・ジャパン株式会社)

ここまでは王道の情報源ですが、その中でピンとくる人がなかなか数人現れないと、なんとなく視野が狭くなってくる感覚を味わうようになります。

そういうときに役に立ったのが、ASJが運営する「建築家ネットワーク」です。

ただし、役に立ったと感じたのは、無料で閲覧できる登録建築家の情報のことではありません。これはこれで有用な情報だし、時間がある人は一つずつ見ていくのもありかと。

でも、登録建築家の数がなかなか多くてすべては見ていられません。それに、情報量が限られているので「会いに行ってみようかな?」とか、「こっちの建築家の人と、どこが差別化ポイントになるんだろう?」というところまで判断する材料にはなかなか至りません。

じゃあ、何がおすすめかというと、会員に送られてくるコンテンツ(イベント情報や雑誌など)です。ASJを通して家を建てるかどうかは別として、有用で膨大な情報源として「なかなか使えた」というのが感想です。

会員向けに毎月発行している冊子『A-Style』も、それまで気に留めていなかった建築家の仕事が見られて気になったりと参考になりました。

あと、担当者が要望をヒアリングしてくれて、「それなら、この人が合うのでは?」と建築家を提案してくれるのも魅力です。

一方でデメリットは、会員になるために入会金が必要なこと。私が2013年に入会したとき、1万円だったかな?もっとしたかな?記憶があいまい…。興味のある方はまず「おためし登録」してみるといいかも。

私たちの場合は?

以上3つの情報収集を同時並行で行っていくと、私たちの場合、直接会って話を聞いてみたいと思える建築家は、最終的に3人に絞られました

1人は「実際に家を建てた友人・知人の口コミ」で、あとの2人はASJのネットワークで知った方でした。

ちなみに、結果的に私たちが選んだのは「実際に家を建てた友人・知人の口コミ」で知った方なのですが、あとでASJで検索してみると、その建築家の方も登録しておられました(笑)。

そういうわけで次回は、建築家を絞り込む際の基準について、「よき建築家とは?」という切り口で書いてみようと思います。

それでは、ごきげんよろしく!

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